手作り納豆のおはなし(2):腸内フローラのこと


納豆のおはなし、その続きです。


納豆の作り方をネットで検索すると、市販のパック入り納豆を種に作る(納豆を増やす感じですね笑)方法が結構たくさん出てきます。


だけど、できたらきれいな自然の中の植物を使うか、自家菜園のハーブなどを使ってほしいなぁと個人的には思うのです。


市販の納豆を使う方法はとても手軽ですが、その方法を採用する前にちょっとだけこの記事の続きを読んでいただきたいです。


その上でご自分に合った方法を選んでいただければ、うれしいなと思います。





さて、それでは本題です。


腸内フローラって最近よく耳にしますよね。

# 聞いたことがない方はネットで検索してみてくださいね〜。


腸内フローラは健康や思考、性格、食事の好みなどにも大きく影響していると言われています。


むしろ、腸内フローラがそれらを大部分決定していると言ってもいいくらい。


だから腸内フローラのことを考えたら、どんな食品や菌(発酵食品)を摂取するかはとても大事だと私は思っています。




そもそも、海ごころがなぜ納豆を手作りするようになったかというと、納豆菌の健全性という点で市販の納豆が信頼できなくなってしまったからなのです。


納豆を手作りしてみようというお気持ちのある方であれば、大豆の産地や栽培方法を気にして選ばれることと思います。nonGMO、有機栽培、九州産とかね。




でも、納豆菌は?




海ごころ自身、ほんの一年ほど前までは納豆菌自体を疑問に思うことはありませんでした。


だけど、現在スーパーなどで普通に手に入るパック入りの納豆は、遺伝子操作された納豆菌を使って作られているものが結構あるらしいと聞いてびっくり。


納豆に限らず、発酵食品に使われている菌は「改良」という名の遺伝子操作をされているものがほとんど、という説も。


ラベルには書かれてないし、食品自体を目で見て分かるものでもないし、味で分かるものでもないので、メーカーに問い合わせなどして調べないと、その商品にどんな菌が使われているのはわかりません。


遺伝子操作されているかもしれない納豆菌を、わざわざ自分で培養してまで摂取するということは、一度疑問が湧いた以上は私にはどうしてもできませんでした。



そういう理由で、海ごころはベランダに植えているレモングラスにいる納豆菌を利用しています。


身の回りの植物には天然の納豆菌(枯草菌)が着いているものなのです。天然酵母と同じですね。


自分で育てているので無農薬・無化学肥料だというのがはっきりしていますし、葉っぱについている納豆菌は100%天然由来であるということも安心材料です。


土は市販のものなので、重金属とか放射能とかに関して100%安全かはわかりませんが。。。




自分の考えたことや感じたことをいろいろ書きましたが、自分の考えが万人にとっての正解とは思っていませんし、それを押し付けるつもりもまったくありません。


あれはだめ、これはだめ、これじゃないと、こだわり過ぎることよりも、


知った上で自分にとってどれがいいのかを自分で選ぶことを大事にしたいと思っています。


なにもかも厳密に選ぶことは非常に難しい世の中ですから、各個人で現実的な妥協点を探る必要があります。


納豆菌にまでこだわらないよ〜という方であれば、市販の納豆を元に納豆を作るのはありだと思います。


まずはとにかく手に入るもので一度作ってみて!


自分が食べるものを自分で作る楽しさを体験していただけたらうれしいです。

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