手作り納豆のおはなし(1):「食」に興味を持ってもらえるきっかけに

「先週の気ままにロハススタイル」見たよー♪


と、ほんっとに色んなところで、色んな方から声をかけていただいています。


さすが人気番組ですね〜。


照れますが、やっぱり嬉しいです。


(実は私はまだ見てないのですが)


ロハススタイルをご覧くださった方達のご感想で多いのが、「納豆作り」と「素潜り」のシーンが印象に残ったということ。


「納豆って簡単に作れるんですね!私もやってみたいです」という女子多し!


素潜りの方は、「すごく素敵です〜」とは言ってもらえるけど、「私も海で泳ぎたい、泳ぎに行きます!」とまで言ってくれる方はいないなぁ。ちょっと残念。




まぁ、それはさておき。。。



納豆作りの反響が大きいので、今日は納豆のことを書こうと思います。


納豆を自分でも作ってみたい、と多くの方に興味を持ってもらえたことは、素直にとてもとても嬉しいです。


口に入れるものの素性に興味を持っていただけるきっかけとなるのであれば


恥ずかしながら、テレビに出させていただいて本当に良かったと思っています。






実際問題として何をどれだけ食べるか、その辺は個々の体質や信条や制約で選択することなので、私の考えを押し付けるつもりはないです。


Aさんにいいものが、Bさんにとってもいいかどうかは分かりません。


ただ、現代では「自分で考えて選ぶ」ことがあまりにも少なくなっているように感じます。


単にいつも行くお店にたくさん並んでたからとか、CMで見た新商品だからとか、安いからとか、見た目が綺麗だからとか、手軽だからとか、そんな理由だけで買ってしまうことが多いと思います。


普通に売っているものは安全性は一応全部OKレベルのはず。値段が高いものはちょっと質にこだわりたいセレブな人が買うもの。


すべての商品は良心に基づいてそこそこまっとうに作られているという、なんとなくそう思っている前提がないでしょうか。


しかし、その前提は本当に真実なのでしょうか。




その食品がなぜ安いのか高いのか、なぜとてもきれいなのか、原料は何なのか、なぜ消費期限が長いのか、etc。


そんな疑問も湧かず、世の中で売っているものはどれも安全で問題ないものだと信じて疑わないように、私たちは思い込まされています。


だけど。。。


消費社会のニーズに応えて変化して行った食品たちの中には、かならずしも本来の自然で嘘の無いものではない食品も多いのです。


どんな原料でどうやって作られているかを知ったら、買いたいとは思えないもの、いっぱいあります。


ただ、日々の忙しさや圧倒的な情報の氾濫の中にいるといろんな感覚が麻痺させられて、食品を自分で考えて選ぶことができなくなるように思います。





納豆に限らずいろんな食品がありますが、それぞれ原料が何でどんな工程で作られているのかは、一から自分の手で作ってみたらよく分かります。


実際に作ってみることで、原料の産地や栽培方法、作業手順などについて、どのようなものが自然で体にいいものなのか、自ずと見えてくると思います。


それが、みなさまやご家族の健康に繋がるし、環境問題や経済格差の問題へも目を向けるきっかけになるかもしれません。



家庭で納豆を作るのは簡単です。


ぜひ遊びがてら作ってみてくださいね。



「食」を考えることが世界平和に繋がる、かも。


そんな風に思っています。



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